2012年5月7日月曜日

自分ができる事を、できる時にできる分を。


GWを利用して農地再生プロジェクトに参加しました。
最近メディアで取り上げられることが少なくなってきたことを感じていたので気になっていた事と、何かできることがあれば少しでも...という気持ちでした。

別のボランティア活動で去年数回東北地方には行きましたが、初めて来た宮城です。
拠点になっていた登米市鱒淵は、里山に囲まれた水田の近くを沢が流れ、周りは黄色やピンク、色とりどりの野花と木々が青々と芽吹き始めたのどかな風景がとても美しい場所です。
ほたるも有名だと聞きました。ほたるの里です。



対照的に気仙沼市の海岸沿いは、修築されていない切断されたままの橋や、残された住宅の土台、ところどころに集められたままの瓦礫の山が津波の大きさを物語っていました。
この私の日常生活からは遠かった現実を目の当たりにして、胸が痛み言葉を失いました。
何で知らなかったんだろう、考えなかったんだろうと、自責の念が沸きました。

参加初日、大雨の為作業ができず、周辺を回るツアーに参加しました。



まだ動かすことができるのに費用の為陸に残されたままの船や、避難所になった高台にある小学校を回り、車からは建物の土台だけ残っている風景を見て、テレビで見た想像を絶する光景が目に浮かびました。
自然の力に畏怖の念を覚えると共に、その場にいた人々はどんな思いをしたのか、そして今どうしているのかと想わずにはいられません。



2日目以降は、元は田んぼだった土地を畑にすべく、小石や雑草を取り除く作業です。
まず表面の石を取り除き、次にシャベルで浅めに掘り返し、熊手で石、異物、雑草を取り除いていくという工程の内、残り最後の場所を終わらせた日でした。



平行して別のチームが前日までの大雨で一部決壊した畝を、土嚢と雑草で修繕しました。
日常の生活でシャベルを 持つ機会がなく、すぐに腰が痛くなり始めた自分を頼りなく思っていると仲間が交代を申し出てくれました。
ありがとう。

以降、シャベルと熊手を交代で行い、冗談で笑い、時には寡黙に作業をしましたが、雑草の多さと根の深さ、、建物の一部と思われる瓦礫で中々思うようには進みません。
そんな時後ろを振り向くと確実に進んでいる事が確認でき、隣を見ると黙々と下を向き作業をしている姿を見習ってまた前を向きました。
また、隣の組の人が手伝いにきてくれて、汗だくになって息を切らしながらシャベルを動かしていました。ありがとう。

皆さん、本当にお疲れ様です。疲れが残らないようご自愛下さいね。
みみずやコガネムシの幼虫が出てきた時は、虫が住める様な土だと思うと嬉しかったです。
いつか花が咲き、実がなる土地になると思うと、少しでも関わりが持てた事に感謝です。

まだ表面の石を取り除いていた時に、18枚の写真がまとまって出てきました。
素人目にも、もう再生は無理だろうというくらいに写っているものは色がにじんでいるだけでしたが、数枚は真ん中部分が確認できたので、洗浄を行ってもらいました。
この写真が持ち主の元に戻ることを願って止みません。



RQにはそれぞれ様々な想いを持って全国から色々な人が来ていました。
被災地、復興のことと共に、交差して自分自身を考えた時間でした。

ボランティアに対し色々な考えがそれぞれあるでしょう。
私は提供することより、受け取るものの方が絶対に多いと思います。
無償の奉仕という意味の言葉自体に違和感を感じるくらいです。
でもあまり難しく捉えずに、自分ができる事をできる時にできる分を。

最後にRQの皆さん、そこでお会いした仲間たち、笑顔で私を受け入れてくれてありがとう。
皆さんとの交流はとてもあたたかく、出会いは貴重なものとなりました。
また一緒に過ごす機会を楽しみにしています。本当に。

(By 小泉ボラ 大村さん)

1 件のコメント:

  1. しのぶさん!
    いのっちです。どうも現地&鱒淵ではお世話になりました。
    写真どうしよ、、って見せられたときは、
    うーん、って思ったけど、再生できてよかったですね。

    ひとつひとつだいじに、って
    あらためて、べんきょーになりました。

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